◆ハクオロ組、いざ出陣◆
「不自然に空いている箇所があるな」
「回復の泉は西側にあるという情報と、合致しますね」
「どちらにしても、行くんでやしょう?」
「勿論だ。空白を、埋めに行くぞ!」
*ハクオロ組で迷宮へ。
*ハクオロ組は10円装備揃え済みだった(笑
「回復の泉のようだぞ、兄者!」
「やはり、入り口から近い場所だな」
「なぜあいつらは、この場所だけ調べていないのだ」
「フロアマスターの所為…でしょうね」
「そうだろうな。この辺りをうろついていたのだろう」
「それじゃあ、見つけられるはずありやせんねぇ」
「確か、ここには3度ほど来ていたはずだがな。運が無いというか…。…神具と縁がなかった私達よりは、マシだろうがな…」
「……ハクオロさま……?」
「はは、すまん。私は大丈夫だ。ユズハも、皆もいてくれるからな」
「……はい…」
*すぐに回復の泉を発見(笑
◆前作クリア組の余裕ってなんだろう◆
「……聞いていた話より、敵が強くないか…。兄者、大丈夫…兄者?…兄者!!」
「…総大将が一撃で倒されるたぁ…。なかなかやるねぇ…」
「運が無いのはこちらの方だった…などとは、言わせんぞ…!」
「…仕方ありませんね。少し、本気でお相手するとしましょう」
「やる気ですね、大将…!じゃ、ちょいとばかし、本気でやらせて貰いやすか!」
「ユズハは後ろに!」
「はい…お兄さま…無理は…しないでください…」
「大丈夫だ、心配いらないぞ、ユズハ!……行くぞ!」
*回復の泉も見つかって、これでひと安心と思いきや。
*目を離したすきに何があったのかハクオロさんが死亡!
*…帰還…。
「流石に蘇生魔法を扱える者は誰もおりませんので、神殿で力を借りるしかないでしょう」
「手持ちが心許ないが、兄者は大丈夫なのか!?」
「ふむ…大丈夫そうだぞ、オボロ」
「…300円…ですかい…」
「レベル1ですからね」
「……兄者の命が…300円……」
「オボロ。今は聖上を復活させることが先決です」
「そ、そうだな…!」
*神殿で復活の儀式に300円(安!
*しかし序盤としてはやや高。
*ベナが支払って復活。
「ハクオロさま…」
「ユズハ…。すまないな、心配をかけてしまったようだ…」
「兄者…!良かった…」
「聖上、御無事のお戻り、なによりです」
「ベナウィ、皆もすまない。ありがとう」
「ありがとうではありません。初回の冒険で即死亡するなど、何をしておいでか」
「いや、そうは言っても、一撃…」
「支払いは私がしておきましたが、後程、パーティのお金から引かせて頂きますので」
「……はい……」
◆一度あることは二度◆
*ユズハの回復魔法習得のためまたダンジョンへ。
*見たことのない敵が出現!
「あの時の敵よりも強いぞ!気を付けた方がいいぞ、兄……兄者!?」
「……総大将だけでなく、大将もやられちまった…」
「な!ベナウィも!?」
「……あのベナウィを一撃か…。面白い…!」
「敵に不足はねぇってなぁ!」
「あぁ!やるぞ!」
*あれ~と思っている間に気付いたらベナとハクオロがまた死亡!
*倒すも、強い!
「……何とか倒したか…。デリホウライの連撃がなければ、危なかったな。助かった」
「ふん。ギリヤギナの皇として、このくらい敵ではない」
「……今回は、若大将に異論なしだ…」
「急いで街へ戻るぞ。ユズハも危険だ」
*帰還途中に出会った敵が、幽霊。
*確実に序盤に会わないはずの敵。
*武器に祝福かけないとダメ0敵だから…。
「な、幽霊だと!?」
「こいつぁ…どうもおかしい」
「確かに。最初の迷宮で出会うような敵じゃないな」
「理由はわからんが…出会ったものは倒していくのみだ!」
「…皆さんの武器に…祝福魔法を…かけます……」
「すまない、ユズハ」
「…さて、もうちっとばかり、踏ん張りやすかねぇ!」
「俺の連撃の前で、立っていられる者などない!」
*ユズハに祝福魔法をかけて貰い、なんとか打倒。
*いや~しかし。闘士は本当に強い。初期バンテージなのに強い!レベル1なのに強い!
*前作もすごくお世話になったけど、デリいなかったら全滅リセットだったって、これ^^;
「……不覚を取りました…。聖上のことをとやかく言う資格など、私にはありませんでした。申し訳ありません…」
「あぁ、いや、いいさ。私など、二度目だからな…。攻撃コマンドすら入れてないぞ…」
「あんなに強い敵に出会うのはおかしい。どういうことなんだ、兄者」
「夜になったからだろうな」
「夜…ですかい?」
「…なるほど…失念していました」
「あぁ、私もだ。この世界には、昼夜と天候の概念で、敵の強さが変わるシステムが追加されている」
「昼夜で敵の強さが変わるだと…?」
「そうだ。迷宮探索中に夜になり、強敵が出現したのだろうな」
「な!迷宮の途中で敵の強さが変わるんじゃ、ろくに歩き回れないんじゃないのか!?」
「……時計を確認して、朝から昼を狙い探索、夜になったら帰還…するしかないだろうな…」
「帰還距離も考えて、聖上が移動魔法を習得するまでは、早めに戻ったほうが良いでしょう」
「フロアマスターのことも考えると…厄介だ…」
「そうだな…。そいつも避けながらの探索となると、気が抜けないな」
「あぁ…。こんなにマップが埋め辛くなるとは…!」
「そっちですかい…」
*途中で夜になったからみたい。
*今作から昼夜のシステムが追加され、夜は強い敵が出るというDQ仕様になったんですよね…
*すっかり忘れていたさ…
「復活の資金は、合算の上再分配致しました」
「…序盤ではなかなかにイタイ出費になったな…」
*神殿で復活…お金が…。
*ベナはクロウが、ハクオロはオボロが。
*結局は合算するんですけど、その場では誰かの個人財布から出すシステムなんで(笑
「…回復の魔法を…覚えました…」
「これで探索も随分楽になるはずだ。ありがとう、ユズハ」
「…はい…ユズハは…頑張りました…」
*ユズハ、無事回復魔法を習得。
「ユズハも回復魔法を覚えてくれたことだし、情報を引き渡して、ハク達と交代しよう」
◆フラグ回収◆
*ハク組に交代。
「昼!天気も晴れだ!歩くのにも随分慣れたし、マップをどんどん埋めていくぞ~」
「壁歩きもすいすいと。流石です」
「おいおい、アンちゃん、そんなに無造作に歩いて大丈夫か?」
「大丈夫だ。昼間の敵は大して強くない。回復の泉の場所もわかったんだ、回復も問題なし!何も心配いらないだろう」
「は、ハクさん、後ろ…!」
「後ろぉ?そんなもんには引っかからないぞ、キウル…っと…?」(どん
「…構えろ」
「…クク…言われなくとも」
「ななななな…!何をしてるですか…!」
「あああ、だから後ろって言ったんですよ~~!」
「………は?」
*マップ埋めー魔法も尽きてきたし帰るぞーってすいすいと(慣れてきた 歩いてたらまさかの…。
「はぁあああぁ!?」
*フロアマスターにどん!してた☆
*後ろ歩きしてて気付かなかった…orz
「(………)逃げるぞ!」
「そうだろうと思ったぜ…!」
「逃げるって、ほ、本当にちゃんと逃げられるんですか!?」
「逃げられるか、じゃない、逃げるんだよ!」
「我らの足なら、逃げきれるでしょう。NPCの方も『逃げるのは難しくない』と、言っていましたから」
「え…?…な、ななななな…んなぁ~~~!?」
「…暴れるな。落として置いて行かれたいのか」(ネコネを肩かつぎ
「恩に着る、ミカヅチ!大人しくしてるんだぞ~ネコネ!」
「な、兄様まで何を言って…!」
「何やってる!漫才してる余裕なんてないからなー………」(遠ざかる声
「…逃げ足だけは、本当に速ぇな、アンちゃん…」
*逃走に成功。良かったー!
*逃げ足の速さは任せろ!?
*帰還。
*拾った装備品でぼちぼち強化。
*早く蘇生魔法欲しい…。
「今日はもう宿屋で休むかー」
「そうだなぁ。危ねぇ目にもあったし、ぱーっと厄除け兼ねて酒盛りでもやるかい!」
「またそれですか…」
「でも、疲れましたし、休めるのは嬉しいですよ」
「……おい、ハク。泊まるというのは、『あの場所』か」
「ん?あぁ。回復はユズハさんに頼めるだろ?勿論、馬小屋だ」
「やっと、馬小屋に泊まることができますね。先日は、僕の所為でエコノミーでしたから」
「軽く酒のいっぱいも引っかけて、いい気分で寝~るぞ~!」
「馬小屋でですかぁ~~~!?」
*宿泊は、ハクオロ・ハク共に、馬小屋オンリーです(笑
つづくよ~!