身内に不幸があったもので。
個人的に記録しておくかーというだけの文章なので、別に読んで頂かなくてもどっちでも。
ちょうど俺屍やってるから、人の生き死にについていろいろ考える機会になったなーって。
認知症で数年前からホームのお世話になってて、5月半ばくらいに膀胱炎らしいということで薬を飲んでの治療をしてもらってたんですけど。
早かった早かった。
膀胱炎の治療を始めてから半月くらいじゃないかな。
5月末に状態悪化してて危ないですって言われて。
じゃあ会いに行かなくちゃって数日後に会いに行く予定立てたら、会う予定日前日に危篤って連絡があって、その日の明け方に亡くなって。
えー!?ですよ。
結局は膀胱炎による腎不全ってことなのかな?腎臓やられると本当に早いな…。故人は年も年だしさ。
そんなわけで、通夜葬式が昨日終わって、家戻ってきてゆっくり寝すぎて、今これ書いてます。
身内ばっかだったんで、気楽は気楽なんですけどね。
でもここ数日はゆっくり眠れなかったし、昨日は本当、よく寝た^^;
葬儀では久しぶりに従妹勢揃いで会えました。
俺屍の遺言で『一減って一増える、道理だな』っていうような台詞があるんですが(確認してないので細かいところは違ってるかも^^;)
それがなんか頭にありました。
数年前にも身内に不幸があったんですが、そのときは本当に一増えてたんですよね。亡くなる直前に身内で赤ちゃんが生まれてて。
普通に考えれば、歳上の人から順にお迎えがくるわけですよね。
自分が歳を取るだけ、上にいる人が減って、自分の番が来るわけですよ。
だから、この面倒で大変そうな葬儀の(おい)喪主になる可能性も上がってきちゃったのかーとか^^;
で、俺屍の『生きる、死ぬ、託す』っていうのも、なんかわかったかなーって気がして。
急だったから準備とかもできるわけないし。
どこに連絡するんだーとか、写真はーとか。
生きてるうちにエンディングノート作らないとっていうの、本当にそう。作っといて!
だんだんと、託される側に近づいてるって実感が湧いてしまった^^;
わたしは…身内の死に対してドライだから、泣くでもなく、家族とは普段と変わらない会話をするんですけど。
数年前も、故人の姪が、小学校の低学年くらいだったかな?泣いてくれたりね。
今回も従妹の子がやっぱり泣いてくれててさ。
泣いて送って貰えるって幸せだなぁとか。
嘘の涙じゃないって感じじゃない?
葬儀の雰囲気で泣けてくるっていうのは、わたしもあるけど。
悲しんでもらえるのは幸せですよね。泣くとかどうとかは別にしても。
あと、ちゃんと思い出があるのも幸せだと思う。
関わり少なく生きてたら、語ってもらえる思い出も少ないんだよね。
わたしとしては…別に孤独なのがどうこうとも思わないんだけど…。
だってさ、故人にとっては知ったこっちゃない、後の話だから。
遺された者のためにあると思ってるんだ。こういう葬儀とか、その後の供養とか。
だから、遺されたわたしとしては、そうやって泣いて悲しんでくれる、思い出を語ってくれる、そういう人が故人にはいるんだよ、っていうのを目にできて癒されるというか…嬉しいかな。
わたしも本当は泣いたり思い出語る側の身内だけどね^^;
だって喪主の家族に入っちゃってるからさ。どうしてもちょっと違っちゃうよねー^^;
あと、こういうときでないと集まらない親族や知人との縁を作れる、深められるのが、故人から託される最後の贈り物なのかも。
こっからは葬儀の興味本位の話^^;
数年前と同じ葬儀社だったんだけど、だいぶ変わってた。
故人の人柄、思い出を語ったリーフレットっていうの?それを配るんだって。
葬儀の際にも読まれたし。
前はなかったんだよね。
湯灌はねー前の時は参加できなかったんだ^^;
口に水を含ませてあげてー足元から水をかけてあげてーっていうのを皆でやった。棺に納めるのも。
後はいわゆる送り人の方にお任せ。
本当に綺麗にしてもらえるよねー。お顔がすごく綺麗になる。
前は故人の茶碗に箸で本物ご飯だったのが、今回は何故か用意された偽物ご飯?だったみたい?
その辺、金額によるのかなんなんだかわかんないけど^^;
あと、通夜の線香も、無くなって消える前に次の線香を立てるっていう(線香を絶やさないため)夜通しの番が必要って言われてたんだけど、今回は蚊取り線香みたいに長い線香が螺旋状になってて、夜通しもつようになってた。便利!
たまたま火葬場も改装したとこだったんで、だいぶ勝手が違ってたなぁ。
前は掘立小屋!?って感じで古い火葬場だったんで、全体的に簡素だったもん。
今回はもーありとあらゆるところで儀式儀式って感じだったなー^^;
焼きの待ち時間は豪華なソファに腰かけて妹と二人で、同じように焼き待ちの他の方達とかを見てた^^;
毛利家が気になってたんだけどさ!もう終えた後だったみたいなんだよねー。
まだ生後数か月っぽい小さい赤ちゃん抱いてるおばあちゃん(かな?)の姿とか。
双子ちゃんベビーカー押してる若い夫婦とか。
俺屍って本当にこういうことをメインにしてるんだなーとか思ってた^^;
お骨を二人の2組の箸で取るっていう、えーと、なんて言うんだっけな?あれ、今回はしなかった。
普通に一人一組の箸で入れてっただけだった。
お骨をお預かりしますって持ってく担当の方とかさ、今あれ落としたらどうするんだろうとか考えてた…^^;
壺割れるし、骨割れるし。まだ骨いっぱいあったけど。すっごい気まずい、気まずいっていうか、ヤバイじゃん!
サービス業やってると、これ、失敗したらものすごく大変だよねーとか思ってしまってダメ^^;
葬儀社の方もそうだけど。絶対自分には無理だわーとか^^;
お骨もって葬儀場に帰るときに、カソリンスタンドでちょい痛車見かけて、妹と盛り上がった^^;
遠くて魔女っ娘帽子しかわからなかったんだけど、3等身くらいのフィギュアが運転席前に飾ってあって、車体には小さ目のキャラステッカーが数体分貼ってあって。
痛車にしてはかなり質素シンプルだったけど。
『あれは…東方だな。魔女っ娘がいてあの人数なら…よく見えないけど東方しかないだろ』だって(笑
従妹たちにももちろん聞こえてて、へー、みたいになってた。
別に隠してないからなー^^; 大平にもしないけど。
火葬場から戻ったら、まとめて初七日もやっちゃいます。
もうね…眠い…。だって、もうこれでひとまず終わりだ…って安心してきちゃうじゃん^^;
隣の妹から(うとうとすんな!?)ってつつかれた…眠かったんだ…。
いいよ、お坊さんからは見えないし…後ろは身内しかいないし…。(そういう問題じゃない)
おなかも減ってたので、その後の夕食、えーと、何て言うんだっけー。皆さんに食べてもらうお食事。
あれが美味しかったです。珍しくわりと食べられた。残したけど。一人前はもともと食べられないんだって!
通夜の時に出す食事は精進料理だから肉なしなのね。なんか、気にしてなかった。
で、こっちは初七日のほうだから肉魚ありで。美味しかった。残した分、持って帰りたかったよなー…。
この辺、宗派によったり葬儀社によったりいろいろ違うんだろうけど。
いい経験にはなります。
焼香のお辞儀をどこでどうするとかを、毎回忘れてるんだけどね。
ちゃんと説明してくれるからありがたい…。式の流れを先に案内してくれるんだよね。